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その日は一人きりの休日なのでゆっくりするかと思い、窓辺で一人ビールを開けた。 ふと見ると隣の洗濯物が風に揺れている。 隣は大学生のマイちゃん(21才?)ひとり暮らし。 Tシャツやジーンズの隣に下着が風にそよいでいる。 白、淡いブルー、ピンクの小さいながら、清潔な感じのショーツ。それぞれ同色のブラジャーも揃っている。 絶景だねぇ、などと独り言をつぶやき、おそらくニヤけながらビールを飲んでいた。 「こんにちわぁ」不意に窓の下から声がする。あわてて下を見ると外の道路から声をかけてきたのは、 事もあろうに隣の部屋の女子大生、マイちゃんだった。 マズい、見られてた、と焦る俺だったが、マイちゃんは気にする風でもなく話しかけてくる。 「昼間っから、楽しそうですねぇ」 「えっ、いや、今日、嫁いなくて……」 それじゃ、とマイちゃんはアパートの玄関に向かった。良かった、気づいてなかったんだ、と安心していると、 玄関の呼び鈴が鳴った。 ドアを開けるとマイちゃんがビールがいっぱい入った買い物袋を下げて立っていた。 「実は、私も今夜は一人で飲むぞ、って決めていっぱい買ってきちゃたんです。少し早いけど、 おつまみも用意してあるんで、よかったら家で一緒にどうです?」 早速、マイちゃんの部屋にお邪魔して乾杯! 簡単な料理だが、女子大生が作ったと思うと格別の味。 マイちゃんは長めの茶髪をアップにして、Tシャツ、デニムのショートパンツ。よく日焼けした肌がツヤツヤしている。 飲みながら、よく喋るマイちゃん。こちらが聞くまでもなく脈絡なくいろんなことを一人で話している。 俺はただただ相槌をうち、笑いながらマイちゃんのスタイルを確かめる。 身長は165センチ位だろうか、細身でショートパンツから伸びた太股も締まっている。お尻もそんなに大きくはなさそう。 Tシャツが大きめなのでバストの確認はできないが、さっき見た洗濯物のブラジャーを思い出す限り、 カップはそんなに大きくはなさそう。 その間もマイちゃんは一人で喋っている。 地元での就職が決まって、単位もクリアしたので、友達と旅行ばかり行っていること。 先日は沖縄に行って、油断してたら日焼けしすぎてしまったこと……。 ビールもどんどん進み、顔が赤らんできたマイちゃんの話は段々下ネタっぽくなってきた。 彼氏はいるんだけど、淡白でほとんどSEXはしてなくて、してもあっさりしてること。 自分は(こう見えても)結構、好奇心旺盛で色々シテ欲しいのに彼氏がシテくれないので欲求不満気味なこと。 そのうえ、隣の新婚夫婦の声が毎晩聞こえてくること。 「えっ、マイちゃん、その隣のって……」 「そうですよ、お宅の声。それも、毎晩」 マイちゃんは続ける。 「奥さん……ヨウコさんにも言ったんですよ、激しいですねって。 そしたらヨウコさん、旦那が……トシさんがスゴいのよって。私、つい、羨ましいわぁ、って言っちゃった」 「いや、それはヨウコが……」 俺は顔から火が出そう。そんな俺を見てマイちゃんはニヤニヤしている。 「ごめんなさい、ちょっとお手洗い」マイちゃんがトイレに入ると、 俺は足音をたてないようにトイレに近づき、ドアに耳をつけた。 ジョロジョロという音が続いた後、ペーパーを手繰る音がしたので俺は慌てて、部屋に。 けれど、マイちゃんはなかなか帰ってこない。 俺はもう一度トイレに近づき、ドアに耳をあてる。かすかにだが、押し殺した吐息が途切れ途切れ聞こえる。 「ふんっ、んっ」 そのうち、吐息がリズミカルになってきた。 「ふっ、ふっふっん、ふっふっん、……」 「んっ、ふっ?ん」最後に声を漏らしたあと、「はあっ?っ」と大きなため息のあと、 再びカラカラとペーパーを手繰る音。俺は急いで部屋に帰る。
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