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先輩に誘われてよく行ってたキャバクラがあったんすよ。 仕事も絡んでるから断るに断れず、毎回イヤイヤながら付き合ってました。 田舎だから1タイム5~6千円てなもん。俺は指名とかする気なんて更々無く毎回フリー。 でも毎月のように行ってると顔馴染みのキャバ嬢もできるわけで。 指名しなきゃいけない雰囲気をヒシヒシと感じてました。 いつだったかマリエっていう20歳の顔馴染みが隣にいた時でした。 「指名しちゃえばイイじゃん」と先輩が要らぬ言葉を。 自分のお気に入りの前でカッコつけたかったようで、超上から目線で言われた。 先輩が指名してた子とマリエは仲が良く、高校の同級生なんだって。 変に断る空気でも無く指名するハメに。それからは毎回マリエを指名するようになってた。 アゴより少し長いぐらいのミディアムショートっていうのかな。そんな髪型で金髪に近い色。 猫みたいな顔しててツンツンした態度と妙にマッチしてる。 とにかく黙ってれば顔はかなり可愛い。でも接客がかなり駄目。 世の中ナメてんだろうな~って思うぐらい、客に気を使わない勘違い女。 たぶん指名し続けてるお客って、ドMばっかりなんじゃないかな。 先輩に言われなきゃ絶対指名なんてしないタイプっすわ。 毎回指名しつつも「ないわ~コイツは絶対無いわ~」って思って飲んでましたw でもお付き合いだから8ヶ月ぐらい指名し続けてたある日。 いつものように先輩とキャバクラへ行くと、3人して変な態度だった。 3人てのは、先輩とキャバ嬢2人ね。何か言い出せなくてウズウズしてるような、 そんな雰囲気がプンプンしてた。その日に限って延長しようと先輩が言い出し、 そのままアフターまで行きたいという。それは勘弁して欲しいと言ったら、 カラオケだから俺が出すとか言われた。で、そんなこんなでカラオケへ行った。 でもそこでも妙な空気は変わらず。やっと口火を切ったのは先輩だった。 「実はさぁ~マリエちゃんがお金貸して欲しいんだって」 マジで「はぁ?!」ですよね。何言ってんの?コイツはって思いましたよ。 正直先輩とか関係無く、怒りと呆れが入り混じった「はぁ?」を炸裂しましたよw 「何で俺が?」「だってお前が指名してるじゃん」開いた口が塞がらないとはこの事。 先輩のお気に入りがすぐに割って入ってきて事情を説明された。 マリエには高校時代から付き合ってる彼氏がいる。 そいつと結婚をするつもりで、1つの通帳を作って2人の貯金をしてた。 先月、彼氏が「どうしてもお金が必要」だと言い出す。 貯金から出すのは嫌だったから、家賃1カ月分と給料の大半を彼氏に渡す。 今月その彼氏が消費者金融から100万以上も借金してた事が判明。 問い詰めて喧嘩になり、ちょっと喧嘩して疎遠になる。 それでつい先週、彼氏と連絡が取れなくなる。 気にしないで数日過ごし、2か月分の家賃を支払おうと銀行へ。 そこで残金がゼロになってる事に気が付く。 焦って2人の貯金も見てみると、見事に数百円しか残って無い。 怒り心頭のまま彼氏に電話すると、現在使われておりませんのアナウンス。 急いで彼氏の家に行くと留守だったので、アパートの前に車を停めて待機。 朝の3時を過ぎても彼氏は戻らず、次の日も、そして次の日も戻らず。 1人だけ知ってた彼氏の友達に電話すると、もう既に引っ越していた事が判明。 さらにそこで「新しい彼女が出来たとか聞いてるけど」というショッキングなお言葉も。 「店に前借したら?」「もう何度かしてるから駄目だと思う」「じゃ友達は?」 「そんなお金持ってないし貸してくれないもん」 「貸してあげれば?」先輩のお気に入りに振ってみた。 「貸してあげたいけど余裕無いもん」「じゃ先輩が貸してあげればイイじゃないっすか」 「何で俺なんだよ、お前が指名してる子だろ」 「他にも指名してたオヤジいたじゃん?駄目なの?」 「やだよ、頼みたくないし」とマリエ。「あんなのに借りたら何されるか分からないしね」 と先輩オキニ。こりゃまいったぞ。この流れはシャレにならんぞ。 どう逃げるかってばかり考えながらビールをチビチビ飲んでた。 「んでいくらぐらい必要なの?」「えーと、25万ぐらい」 「へ?25万?家賃2カ月分だろ?どんな部屋に住んでんだよ」 「家賃は月7万だけどクレジットカードの支払いもあるし」 「25万ってさぁ~・・・簡単に貸せる額じゃなくね?」「でもお願いできる人いないから」 「でも返す保証もないだろ」「絶対返すよ!」「うん!返させる!」先輩オキニが自信満々。 「考えさせてもらってもイイ?」「イイけど・・・明日までに払わなきゃいけなくて」 「明日ぁ?マジかよ」「だからお願いします。お金貸して下さい」 「アタシからもお願い!ね?絶対返させるから」 この先輩のオキニは何を根拠にこんな事を言ってるのか不思議で仕方が無い。 悩んだ末に条件付きで貸す事にした。マリエの実家の住所を教えてもらい、 逃げたら親に支払ってもらう条件。昼休みに待ち合わせして車に乗せ、40分ほどの実家へ。 古ぼけた1軒家で、荷物を取りに来たといって一緒に入らせてもらった。 「これで良いですか?」5畳ほどの狭いマリエの部屋で、正座しながら俺に言ってきた。 いつもとは違って少し媚びるような態度。「分かったよ、ちゃんと返せよ?」 「ありがとう。ホントにありがとう」家を出て銀行へ行き、25万円きっちり貸してやった。 マリエも受け取ってそのまま銀行で振り込みをしたりしてた。 「言ってたように月5万で大丈夫なんだよな?」「はい、5万円ちゃんと返します」 「今月は待ってとか無しだぞ?」「はい、そんな時はアタシを好きにして良いから」 「分かった、借金とは別に利息として体を頂くからな」「うん、それでイイです」 別に体を好きにするつもりはなかったけど、ハッパをかけるつもりでそう言ってた。 マリエもそんな覚悟で真剣に体を差し出すって言ってたと思う。 なのにやっぱりバカはバカって事でしょうかね。3ヶ月目に「今月は無理かも」とメールが。 「約束したよな?利息として体を差し出すって」「分かってるよ。してイイから」 そんな簡単にヤラせるとは通ってるオヤジさん達も吃驚でしょうねw 「本当に払えないのか?」と念を押して、やっぱり無理だと言われた。 じゃ~しょ~がね~な!と仕事帰りに待ち合わせ。出会ってそのままラブホに直行した。 まるでダッチワイフ状態でした。Cカップのお手頃サイズで良い体してました。 COMMENT
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