新しい記事を書く事で広告が消せます。
俺…ケンジ(26歳。サラリーマン。平凡男。容姿普通。ファッションは少しがんばっている程度。性格温厚) タクヤ…俺の友人(サラリーマン。ちょっと軽い目。浮気も結構しているが、ばれないようにやるタイプ) 加奈…タクヤの彼女(会社事務。身長160弱。50キロ位。酒井わかなに似ていてかわいい。胸が大きい(Dカップ)。 性格は女の子らしいと思う。) ある土曜日、俺は彼女もいないので、家で一人テレビを見ていた。 すると、タクヤの彼女の加奈ちゃんから電話がかかってきた。 今まで加奈ちゃんの携帯から電話がかかってきたのは、タクヤの携帯の電源が切れた時とかに、 タクヤが一時的に利用するだけだったのだが、今日タクヤは加奈ちゃんに嘘をついて合コンに行ってるはず。 つまり二人は一緒にいない。 なんとなく嫌な予感がしたが、電話にでてみた。 俺「もしもし。加奈ちゃん? どうしたの?」 加奈「うんうん。なんでもない。ただ暇だったからかけてみた。」 俺「そうか。俺も暇でさあ。土曜日なのに一人でテレビなんて見ちゃってるよ。」 加奈「ケンジ君さあ、今日タクヤがどこにいるか知ってる?」 (あ・・) 俺「(やばいと思いつつ)あー今日一緒じゃないんだ。」 加奈「たぶんていうか、知ってるんだけどさ・・今日タクヤ女の子と飲んでるんだよ。」 俺「…」 加奈「ケンジ君、知っているんでしょう?(笑いながら)」 俺「うん・・ああ・・なんかそんなことを前に聞いたような気もするなあ」 加奈「はー(ため息)やだなあ。なんで嘘ついて行くんだろう。」 実を言えば、俺は前から加奈ちゃんのことを相当かわいいと思っていて、 それなのにタクヤは加奈ちゃんを全然大切にしていないということもあって、こんな会話をしている最中に、 俺の中で何かいけない気持ちが大きくなっていった。 俺「なんだぁ~?元気ないなあ。それなら俺たちもタクヤに対抗して飲みに行っちゃうか?」 加奈「え!? 本当に!? 行きたい、行きたい。すごく行きたい。」 俺「(一瞬迷ったが)じゃあ9時頃迎えにいくよ」 加奈「わかった。急いで準備するね。」 あまりの急展開に自分でも信じられなかった。 友達の彼女と二人で飲みに行こうとしている俺。 いや飲みに行くだけだし。 その時は自分にそんな言い訳をしたような気もするが、もしかしたら・・なんて淡い期待でゴクっと生唾を飲んだ。 今となってはまあそんなことも無意味だけど。 そして9時前に加奈ちゃんの家の前に到着。 携帯を鳴らし、着いたという連絡を入れる。 すぐに加奈ちゃんが現れた。 加奈ちゃんの格好はジーパンにカーディガンというラフなもの。 まずはドライブへと向かった。どこの店に飲みに行こうとか話しているのだが、 全然店が決まらず、とりあえず海岸線をずっと走っていた。 俺「ごめんね。なんかいい店全然しらなくて。あんまり、飲みに行ったりとか回数少ないからなあ」 加奈「私も全然しらない。でも、ケンジ君は嘘ついて合コンとか行かないもんね」 俺「嘘をつくのは駄目だと思うけど、彼女がいても飲み会に行きたい気持ちはなんとなくわかるなあ。」 加奈「じゃあ彼女が出来ても、飲み会とか行くの?」 俺「いや、たぶん俺は行かないと思う。行きたいと思うけど。」 加奈「ほら。そこが違うじゃん。タクヤと。」 こんな会話を延々と繰り返しながらただドライブをしていた。 もうこの時点で俺は店で飲むことをあきらめたので、俺の家で飲もうと提案すると、あっさりOK。 OKってことは・・ と、俺の中のいけない気持ちは、さらに大きくなった。 コンビニで大量の酒とつまみを購入し、家に帰った。 とりあえず、ビールから始めて、徐々にチューハイにうつるという感じだった。 ちなみに俺も加奈ちゃんも酒はあんまり強くない。 俺の方が若干強いくらい。 (2時間後・・・すでに二人とも酔っ払い気味) 加奈「私、別れようかなあ。なんかこういうことあるたびに思うけど、今回はいつもよりそういう気持ちが強いかもしれない。」 俺「そうだよ。別れちゃえよ。それでさ、もっといい男とかみつけなよ。世の中タクヤよりいいのなんていくらでもいるよ。」 加奈「・・じゃあ・・ケンジ君に面倒みてもらおうかなあ。。」 俺「あぁ?おう!いくらでも面倒みてやるよっ!どこにでも連れていってあげちゃうよ!」 その瞬間、、、 「♪~~」 ここで突然俺の携帯にタクヤから電話がかかって来た。 机の上に携帯を置いていたので、加奈ちゃんにも名前を見られてしまった。 どうしようか迷っていると、加奈ちゃんから「出て」とうながすアクション。 とりあえず出てみた。 俺「もしもし・・」 タクヤ「ケンジー!やばいよー。今日はかなりの当たりだよー。3人中2人がめちゃめちゃかわいい。 これから家飲みしてくるからさあ。お前も今度誘うからよー。」 俺「お、おう!頼むな。」 タクヤ「おう!それじゃあ、また電話するわ、じゃ。」 俺の携帯は会話のボリュームを全開にしてることと、タクヤの声もめちゃめちゃテンションが高くて、 大きかったので加奈ちゃんには全部聞こえていたらしい。 加奈「・・・・・・・・・(無言)」 俺「(なんか酔いが一気に冷めてしまった。なんて言えばいいかな。)」 いきなり加奈ちゃんがこちらに寄ってきて、抱きついてきた。 そしていきなり泣き出した。 俺はただ、その体勢のまま、抱きしめてた。 5分ぐらいたった頃に俺の中で確実に何かがはじけてしまった。 もう耐え切れなくなってしまった。 加奈ちゃんの顔をこちらに向けさせると、涙で顔はぐしゃぐしゃだった。 しかし、それがまた余計に可愛いかった。 俺は1,2秒程、加奈ちゃんを見つめ、キスをしてみた。 唇が重なった瞬間に舌を入れようとすると、加奈ちゃんもOKだったらしく、そこから激しく濃厚なキスがはじまった。 チュクチュクとただひたすらお互いの舌を求め会った。 あんなに濃厚なキスをしたのは生まれて初めてだと思う。 いけないシチュエーションってのも一役買っていたと思うが。
COMMENT
コメントする
この記事のトラックバックURL
http://elfinkun.blog.2nt.com/tb.php/621-c0470470
trackback
|