新しい記事を書く事で広告が消せます。
去年の夏の話ね。俺外科医なんだけど、ある日病院に盲腸の女の子が運ばれてきてさ。 その日はその子すっぴんで、痛さで顔がすっごいゆがんでるわけだけど、 それでも「あ、この子可愛いな」ってわかる。診察するためにTシャツを少したくしあげて、 ジーンズも下げたんだけど、すっごいスタイルがいい。クビレがいいかんじにあって、 でも肌柔らかい~白い~~身長は少し小さめだけど、モデルでもおかしくない体型。 痛がってるのに、おなかムニムニ触っちゃって、ちょっとかわいそうだった。 彼女のスペック書くと、年は21歳、大学生。綺麗な茶色いストレートロングヘア。 テレ朝の女子アナ、大橋未歩に似てる感じ。あと大塚愛にも似てるな。 どっちかっていうとそっちかも?仮名で、愛としときます。 俺は28歳。普通メンだが、、、まあモテる。婚約者の彼女アリ。 その時は薬で散らすだけにしたんだけど、再発する前に虫垂とっちゃいたいって言うから、 数回検査のために通院してもらうことに。愛は明らかに俺に好意があった。 診察中も、大学の話や友達の話など、楽しそうに話してた。よく質問もしてきて、 下の名前や年などを訊かれた。話すたび、小首をかしげて、にこにこ笑う。 笑顔がすっごい可愛い。看護師たちにも愛想よくにこにこ笑っていて、 この子は本当にいい子だな、モテるんだろうな・・・と思っていた。 老人ばっか相手の仕事だし、可愛い愛に会うのが唯一の楽しみだった。 彼女とは結婚の予定だったが、マリッジブルーっつうの?なんか面倒になってたし。 診察では毎回Tシャツを胸の下まで上げてもらい、ジーパンやスカートを、 腰骨あたりまで下ろしてもらって、俺が愛の白いおなかを触るんだけど、 愛がじっと俺を見てるのがわかる。で、俺もチラっと見ると、慌てて目そらす。 ヤバイ・・・可愛い。手術が決まり、入院することになった。 先にいっとくけど、入院中はとくにエロいことはなかった。(当たり前かw) 痛みが治まったところでの入院なので、彼女はいたって元気。 5泊の予定だったが、小さめのボストンバッグをもって病院にきてた。 っつっても世話や案内は看護師任せだから会えないんだけど。。 入院中は1日2回、朝9時と夕方4時に回診があるんだけど、 ただ、毎日愛だけ回診3回+帰りにバイバイしにいった。そのたび愛がにこにこしながら、 「せんせい♪せんせい♪」って話してくるのがちょーー可愛かったね。 でも俺は医者としてもプライドがあるもんで、妙に落ち着いたかんじに。。 あと愛はちょっと男が怖いらしく、ほかの男性医師や看護師にはぷいっとしがちで、 彼らに「愛ちゃん、リョウ(俺・仮名)先生だけっすよー」ってうらやましがられて、 マジ優越感w手術前夜、バイバイを言いにいったとき愛が緊張して、 「明日、痛くない?こわくない?」とすごく不安そうだったもんで緊張をほぐすために、 「今なにが食べたい?」と聞くと(前夜が食事がとれないからおなかが減ったといっていた) 笑顔で「焼肉たべたい!」って。手術前に焼肉の話かよwwって思ったけど、 「じゃあ、手術頑張ったら食べに行こうな」と言ったら、愛は「ほんと?ほんと?」って、 すごい笑顔喜んだ。あー俺ヤバイな、彼女もちだし、第一結婚間近だし・・・って思った。 で、手術も無事おわり、退院の日、愛に手紙をもらったいろいろお礼が書いてあって、 最後に「先生大好き。焼肉忘れないでね♪ ×××@docomo~」 やっぱり患者に連絡先は渡せないし、もしかしたらもう会えないかもって思ってたから、 すげー嬉しかった。それから毎日メールしたり電話したり。もう28のオッサンですし、 彼女とも付き合って長い。こんな学生の恋みたいなの久しぶりだった。で、焼肉の約束もし。 浮気だなーと思い、更に婚約者いることを秘密にしてたもんだから、愛への罪悪感もあった。 けど、会いたくて仕方なかった。いよいよ待ち合わせの日 俺が忙しくて、退院から1ヶ月もかかってしまった。外で会う愛は不思議な感じだった。 黒いタートルネックに、白いレースの長いジレっていうのかな・・・ ジーンズのショートパンツから細い生足。足元はクリーム色のエンジニアブーツ。 「よっ」って声かけたら、にこにこしながら駆け寄ってきて「先生、白衣じゃないね。へへ」 って小首かしげてはにかむ愛。この仕草ヤバイ~小首かしげられるのヤバイ~~~ 近くの良い焼肉屋にいって、おなかいっぱい食べさせる。愛はお酒に弱いんだけど、 俺が酒豪だから一生懸命合わせてくれた。愛の大学のことや俺の仕事のことなど色々話した。 もう患者ではないので、病院の裏事情とかもwなにを話しても愛は楽しそうだった。 俺も楽しかった。だんだん顔が赤くなって、ろれつがまわらなくなってくる愛。 これ、今日もしかして・・・と俺のなかにエロい考えが。結局愛は俺に合わせて、 頑張りすぎてしまったようで、ベロンベロンに酔っ払ってしまった。 なんとか住所だけきいて、タクシーを拾って彼女の家まで送ってく。 既に泊まる気マンマンだったけどwただ、素直で真面目な愛のことを、 本当に好きになりかけてたから、こんな感じでいいのかな・・・とも思った。 だがしかし、背に腹は変えられぬというか。wタクシーは愛のアパートの前につき、 何もしない自信ねえなーと、オッサン項垂れつつ、「愛ちゃん、カギは?」ってきくと、 「かばん、かばん・・・」とグデグデになりながら言うので、 「かばん開けるぞ?」といって鍵を取り出し、愛をかかえて部屋へ押し込む。 すげーいまさらだけど、入院中まではもちろん愛のことを苗字で呼んでいた。 医局ではみんな「愛ちゃん」て呼んでたけどね。電話やメールをするようになってからは、 本人にも愛ちゃんって呼ぶようになってた。愛ちゃんは俺のことはせんせいって呼んでた。 愛の部屋は、すごくすっきりしていた。女の子女の子しているのかと想像していたが、 落ち着く部屋だった。一人暮らしなのに、一輪挿しに花まで挿してある。 そういえば知り合いに華道を習ってるといってたから、花が好きなのかもな、と思った。 愛が急に「お客さんが来た・・・」と呟きふらふらとキッチンにいき、ヤカンを掴んだから、 「いいから、お茶はいいから」となだめ、途中のコンビニで買った水を飲ませた。 白熱灯の間接照明だけつけた薄暗い部屋で、愛はコートも脱がず、 俺のヒザの上でスースー寝だした。寝顔がすごくかわいい。酔っ払いの寝顔とは思えん。 隙ねえなー酔っ払ったとき便座に顔つっこんで寝る俺の彼女を思い出して、 なんかすげーなえた。落ち込んだ。は~~寝顔を見てたら、思わずそっとキスしてしまった。 特に緊張はせず。妙に落ち着いてた。あー、俺、この子のこと好きなんだなって思った。
COMMENT
コメントする
この記事のトラックバックURL
http://elfinkun.blog.2nt.com/tb.php/596-ef361ebe
trackback
|